この記事では、いらなくなった大型家具や家電など、処分に困ってしまう不用品を片づけたい人に向けてその方法を提案していきます。ベッドや自転車、調理器具などは、一般的な方法で処分して良いのか迷ってしまうものです。これらのような処分に困りやすい不用品を片づけたい人は、ぜひご一読ください。
不用品にはどんなものがある?ゴミとの違いとは

不「用」品とは、壊れて使えなくなってしまった、いわゆるゴミを表す言葉です。一方、同じ響きでも不「要」品は必要でなくなったものを表しています。処分方法で考えると不用品の場合は廃棄を、不要品の場合はリサイクルや買い取りなどの方法を検討していきます。
この2つを正確に使い分けないと処分が行えないわけではありませんが、覚えておくと片づけを進めていく上で役立ちます。処分しようと思っているものが、不用品なのか不要品なのかをまずは見極めていきましょう。
不用品処分で困るのはどんなもの?片づける方法とは

不用品を捨てようとしたとき、ものによってはその処分方法に迷うことがあります。ここでは、不用品処分で困るものを8つピックアップして廃棄の方法などを紹介していきます。
不用品処分で困るものその1:ベッドの処分方法
ベッドは、種類によって処分方法が異なります。ベビーベッドや折りたたみベッド、リクライニングベッドは需要が高いため、状態が良ければリサイクルも1つの手段です。一方で、壊れてしまったベッドは廃棄が一般的なため、次のような方法で処分しましょう。
- 自治体の粗大ゴミに出す
- ベッドの買い替え時に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
不用品処分で困るものその2:仏壇の処分方法
仏壇を廃棄するときには、「閉眼法要」と「御霊(みたま)抜き」の法要を行うことが推奨されています。まずは僧侶に依頼し、法要を行ってもらいましょう。法要後は仏壇もタンスなどの家具と同様の扱いになるため、次のような方法で処分することが可能です。
- 菩提寺や仏壇店に引き取ってもらう
- 寺院や仏壇店でお焚き上げしてもらう
- 不用品回収業者に依頼する
- 自治体の粗大ゴミに出す
不用品処分で困るものその3:学習机の処分方法
子どもの成長に合わせて長く使えるようにと丈夫に設計されている学習机は、汚れや傷がない場合はリサイクルショップに買い取り依頼をすることも可能です。ただし、需要がないときには買い取りが成立しないこともあるため、その際は次のような方法で処分しましょう。
- 学習机の買い替え時に引き取ってもらう
- 分解して燃えるゴミに出す
- 自治体の粗大ゴミに出す
- 不用品回収業者に依頼する
不用品処分で困るものその4:自転車の処分方法
自転車は、状態が良ければ売却という方法で手放すことが可能です。とくに人気メーカーや車種は高値で売れる可能性も高いでしょう。一方、ブレーキがきかないなど修理をしても売れないものは次の方法で処分しましょう。
- 自治体の粗大ゴミに出す
- 不用品回収業者に依頼する
不用品処分で困るものその5: 調理器具の処分方法
調理器具は、素材ごとに分別して処分する必要があります。金属やガラスといった1つの素材でできているものは、自治体の不燃ゴミとして処分します。一方、木や竹などでできており自治体指定のゴミ袋に入るときには、可燃ゴミとして処分しましょう。
刃物や割れた食器などの危険なものを処分したいときには、新聞紙や厚紙に包んで鋭利な箇所を覆い、表に「危険」と記載してから不燃ゴミとして処分すると安心です。なお、直径30cm以上の鍋やフライパンは、不燃ゴミではなく自治体の粗大ゴミに出す必要があります。
引っ越しなどでこうした調理器具を一斉に処分したい場合は、不用品回収業者へ依頼すると一気に片づいて便利でしょう。
不用品処分で困るものその6:大量に余った灯油の処分方法
暖房器具などで使用する灯油は、1シーズンで使い切ることが推奨されています。そのため1年、2年と経過している灯油は処分する必要があります。大量に余ってしまった場合には、次のような処分方法が可能か近隣施設に確認してみましょう。
- ガソリンスタンドで処分してもらう
- 購入したホームセンターで処分してもらう
- 不用品回収業者に依頼する
不用品処分で困るものその7:ぬいぐるみの処分方法
処分するのに躊躇しやすいぬいぐるみや人形は、売り物になる状態のものであればリサイクルショップに持ち込み、買い取りしてもらう方法も1つです。また、寄付を受け付けている団体に送付するという方法もあります。
再利用できない状態のものは処分する必要がありますが、ひな人形など処分に抵抗があるものは寺社仏閣で行っている人形供養を利用しても良いでしょう。このほかは次の方法での処分が可能です。
- パーツごとに分別して燃えるゴミに出す
- 自治体の粗大ゴミに出す(※地域によってサイズの指定があります)
- 不用品回収業者に依頼する
不用品処分で困るものその8:暖房器具の処分方法
石油ストーブなどの暖房器具は、機器内の灯油を取り除き、本体を処分します。製造から5年程度の暖房器具であればリサイクルショップに買い取りを相談しても良いでしょう。廃棄する場合の処分方法は次のとおりです。
- 自治体の粗大ゴミに出す
- 不用品回収業者に依頼する
冷蔵庫やテレビなど!家電リサイクル法の対象商品の処分方法

冷蔵庫やテレビ、エアコンなどは「家電リサイクル法」の対象品となるため、自治体の粗大ゴミ回収には出せません。これらの機器は本体が壊れたとしても中の部品が再利用できるため、指定の方法で処分する必要があります。ここでは、家電リサイクル法の対象品の処分方法について見ていきましょう。
処分方法その1:家電量販店に連絡して引き取ってもらう
冷蔵庫やテレビなどの大型家電は、古いものを処分すると同時に新しいものを購入する場合がほとんどでしょう。そのため、新しいものを購入したときに引き取りを依頼すると便利です。企業によっては、古い機器を下取りしてくれるところもあります。
もし買い替えをしない場合でも、家電量販店に連絡すれば不要になった機器の引き取りが可能なケースが多いです。まずは、近くの販売店に相談してみましょう。
処分方法その2:粗大ゴミの回収業者に依頼する
家電リサイクル法の対象商品はもちろん、そのほかにもいくつか不用品がある場合には、粗大ゴミなどの不用品回収業者に依頼すると便利です。家電量販店同様、リサイクル料と運搬料はかかりますが、一気に片づけを終えられるでしょう。
処分方法その3:まだ使える場合はリサイクルショップに相談も
引っ越しなどで、「まだ使えるけれど処分しなければならない」といった機器は、リサイクルショップに相談しても良いでしょう。また、知人や親族に譲るなど、欲しい人に使ってもらうのも1つの方法です。
家電リサイクル法の対象商品は処分に一定の費用がかかりますので、まだ使える場合には買い取りを利用したり知人に呼びかけたりすると出費が抑えられるでしょう。
不用品処分は業者に依頼もできる?具体的な作業内容とは

不用品の処分は、業者に依頼することも可能です。不用品を回収するだけでなく、次のような作業を同時に依頼することもできます。
- 溜まってしまったゴミの除去
- 不用品の買い取りや回収作業
- フローリングや壁紙の清掃
- 放置したゴミやタバコによる臭いの除去
- 黒カビや油汚れなど水回りの清掃
「キレイにしたい」という思いがあるけれどなかなか片づけができていない人や、短期間のうちに引っ越ししなければならない人にもおすすめです。
業者選びのポイントをチェック!自分に合ったサービスを選ぼう

多数ある不用品回収専門業者の中から、自分に合ったサービスを選ぶときには、いくつかのポイントを確認しておくと安心です。次の3つのポイントを参考に、業者選びを行っていきましょう。
ポイントその1:不用品回収のための資格がある
一般の家庭ゴミや破損した家具などの不用品の回収は、原則として「一般廃棄物収集運搬業」の許可を自治体から受けている業者しか行えません。そのため、まずは資格を有している企業かどうかを確認しておくと安心でしょう。
ポイントその2:料金体系が明確に示されている
不用品回収業者の中には料金体系を明確に示していなかったり、見積もり後に追加料金を提示したりするところもあります。そのため、業者を選ぶときには、料金体系が明確に示されていることもポイントです。
ポイントその3:不用品回収の実績が豊富である
不用品回収やゴミ屋敷の清掃の経験が豊富な企業も、安心して依頼がしやすいでしょう。公式ホームページなどにお客様の声や、これまでの実例を掲載している企業を探すようにしましょう。
まとめ
不用品は廃棄するだけでなく、状態によってはリサイクルに出すこともできます。処分を進める際には、まず廃棄か再利用かを分別していくとスムーズでしょう。また、不用品が大量にある場合は回収業者への依頼がおすすめです。費用や労力のバランスを考慮して、自分に合った処分方法を選びましょう。